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2022-11-24

【吉祥寺美容院】追求欲

頼りにされてお客様にとっての唯一の存在に。

そんなのが1番美容師にとっては最終的に

最高なんじゃないかと個人的には想う。

 

年齢が重なってきて経験も増えてずっとずっと

磨き研究し続けていれば美容師は職人だから

カットでの造形や感覚もupすると思ってる。

 

突き詰めると其々みんな違う髪質や骨格に

対して髪型を作り自身が朝やりやすくなった

って感じさせるのって実は難題です。

 

言葉や感覚ではお客様って少しでも以前よりも

良くなれば良くなったって言ってくれる事も

多いけれど出来れば「え、何この感じ、」

「この感覚!!」みたいな衝撃を与えられる

ように常に出来る事が理想。

 

コテやアイロンで仕上げて鏡見せて

「良い感じですね」。そしてお客様の

リアクションにも同調。

でも心の中で思っている美容師もいるはず。

 

「乾かし方のレクチャーしたけどちょっと

うねる髪質だし同じような感じには

なるかな。。。、どうかな。。」

 

元々ある髪質の根っからのリセットや

毛流の変更などは物理的にカットでは

対応不十分な時も正直ある。

 

例えばうねる髪の毛を切っただけで

物理的に真っ直ぐに変えることは難しい。

でもスタイル(髪型)によっては緩和というか

形としてまとめる事が可能だと思う。

 

一本一本はうねる髪の毛なんだけど

長さや形によっては180度変わります。

短くして上手くうねりを使って見方につけたり

乾かすだけでパーマをかけたみたいに導いたり。

 

美容師はここらへんの誘導というか起点の利かせ方

やプロデュースする能力だったり感覚も技術のうち

だと思うし正確なカットも大事だけど実際に

現場に立つと前者の、

スキルや判断に費やす思考が圧倒的に多い。

本当の意味で髪の毛を扱うってところだ。

 

でもそうやって対応していくには予測と感覚と実証、

そして経験値から割り出したキレイスコアみたいな

ものが必須になる。予測、感覚の部分には細かい

カット造形スキルが必須だと思う。

 

なんとなくや、適当、こんな感じ。では

ハマらない。そこが面白味でもあるし

難しい所だと思う。

 

予測がズレた部分などを最終的にアイロンなどで

仕上げても明日美容師と同じようなアイロン操作を

しないと再現できないでは、

自分の中では全然ダメな仕事。

それじゃあ価値が無いって自分の中では苛む。

 

どうしたら、、どう組み立てたら

カットをしながらどういう風に

したら本心でお客様が心の

底からいい感じって思って貰えるか。

マニュアルでは絶対不可。

 

免許取って美容師になって今は昔に比べたら

比較的早くデビュー出来る時代だけど

それはマーケットの対象が成り立て美容師と

同じ程度だから。

(今の若い子のスタイルはカラーが塗れて

真っ直ぐなラインが切れてコテワーク

さえできればなんとかなってしまう)

 

美容師の仕事は細かく見つめて突き詰めると

本当にシビアで外科手術のようだと

思うときもある。

 

髪の毛はまた伸びて来るけどちょっと

髪の毛が1束顔まわりにあったり

シルエットが少し変わるだけで人の

雰囲気まで変わってしまうのが髪型。

 

病院で言う名医っていう感じになりたいし

目指したい所。

 

 

 

 

 

 

 


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