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2022-09-28

黙カット。

朝の某情報番組でずっと担当して頂いている

美容師さんと最近コロナ禍もあったり、

自分も十数年切ってもらっていて大人に

なったっていうのもあるけど

殆ど会話をしないようになってきた。

 

 

でもすごくリラックス出来るし

ストレスもない。」

「むしろ病院や歯医者みたいな感覚?

というエピソードがあった。

 

 

街頭インタビューやアンケートなどにも触れて結果、

年代など個人の感覚による差はあるけれど

実際に美容院で話したくない、ゆっくりしたい

などといった担当美容師との会話が必ずしも

マストという事ではないという内容だった。

 

 

その中でも個人的に感慨深かったのが

黙カットというメニューを打ち出している

サロンや、会話はカウンセリングや施術(カット)

の際の相互の確認等のみなんていうサロンも

出てきているみたい。

 

 

美容師は接客業なんだけど歯医者や皮膚科みたいに

直接触れたり施術したりするのが仕事だけど

会話はというとお客様あっての仕事なので

重要だったりする。

 

 

コミュニケーションや確認をし合う為にも

会話がないと困ってしまう部分もある。

但しお客様によっては色々と感覚も

違ってきてるみたいだ。

 

 

こんな返答もあった。

切るのに集中して欲しい

無理矢理にでも話を盛り上げたいのが

わかってしまってリアクションに気を使う

スマフォ見たり雑誌を見たりリラックスしたい

話をしなきゃ。。みたいな間が苦手)etc,,,

 

 

このあたりに関しては自分に置き換えると確かに

デビューしたばかりの頃やスタイリストとして

キャリアが浅い時は一部当てはまったかもしれない。

 

 

やっぱり間とか距離感を気にしてしまって

会話で埋めようとする感覚はわからないでもない。

 

 

お客様と担当者との距離感の問題であって会話の有無が

重要なのか?それとも本当に会話がめんどくさかったり

煩わしいのか細かい部分は個人差があるのでなんとも

言えない所だけど最近はそんな感じの風潮があるっぽい。

 

 

個人的には完全に黙カットと言うよりはお客様の

タイプに合わせて対応すればいいのだと思う。

人対人の仕事なので完全に黙ってカットというのは

コミュニケーションが取れないいこともあるし

些細なサインを見逃す事も出てくる。

 

話さないって訳ではないし

バランスじゃ無いかと思う。共通の話があれば

自分からも話すし普通に盛り上がる事だって

勿論あるある。美容室もたくさん増えてきて

メニューも含めて多様化してきているし

お客様の求める感覚もソフト、

ハード面も細分化してきている気がします。

 

 

全部を網羅してオールマイティにっていう感覚も

ちょっと古い気がする。

それぞれの特色をもったサービスや居心地を求めて

お客様もサロン、担当者選びを

していくようになるんだと思う。


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