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2025-10-22

【吉祥寺美容師】痛んでしまうならストップも必要

 

自分の後輩が低料金のportal siteから呼んだお客様で来店するなりカウンセリングで髪の毛を見てみると色々な履歴が。。。

 

悪く言うとあれもコレも何もかも色んなサロンで言いくるめられ「出来ます」「大丈夫だと思います」「頑張ります」「ギリギリかもですがやってみます」

そんな感じで転々としてきたのであろう。

 

これだと今日の予約メニューを進めると更に取り返しのつかないdamageを追ってしまうことになる。それは避けたい所。。

 

最近こんな感じのパターンを良く見かける。なんでかってそれはあまりにも無責任なのかその場の売り上げなのかそんな美容師が沢山いるんだと思う。まだデビューしたばかりたとか、これからお客さんを増やすのでまずは低料金でやりますだとか色々な事情によりけりなんだろうけど、結局傷んだ髪の毛は戻らないし出来るデザインの幅も減ってくる。

 

サロンを出る時は美容師がアイロンしたりブローしたり上手くstylingをしたりしてわからないけど髪の毛洗って次の日に自分で実感してしまう事になる。手触り、ボリューム、ハリ、コシ。そして再現が出来ない事態。

 

やはり支障が出るほど傷ませてしまってはもう何も出来なくなってしまう。

そして出来るところを探し、また「なんとか頑張ります」「やってみます」の所で傷んでいくループ。

 

自分ならやらないかなぁ。。

「この美容師やらないんだ」「やってくれないんだ」もしくは「技術無いんだ」と思われてたとしてもやらない。

でも確実にどんな例えを用いたとしても心底納得出来るまで説明致します。なぜ【出来ないか】ではなくて【やらないか】のプレゼンを。

美容師は売り上げも大事かもしれないけど売り上げってお客様から引っ張ったり、かすめとるものでは無い。【感謝や喜びの報酬として貰えるもの】だと思う。

失敗してもダメ元で施術してダメージしても命が取られるわけじゃ無いけど髪の毛は泣いています。

髪の毛が伸びれば元通りになる場合もあるけど切らない限り駄目な時もあると思います。ヘアスタイルは印象を司る最高のパーツであって、メイクと同じくらいです。印象をガラッと変えることもできます。伸びて新しい髪型や、質感にリセットするまでの間は全然楽しく無いし、不甲斐ない感覚の日々を我慢。

 

個人的には【伸びていずれかはまた元通り】と言ったってもう少し慎重に扱った方がいいと思う派です。

 

手術して車椅子になるなら違う方法を選ぶのが当然だし、長期のリハビリが必要になるならそれをしっかりと伝えないといけない。

 

それを見込値や、ちょっとした未知数の可能性なんかで押し切ったら駄目です。

 

見極めには経験も叡智も感覚も凄く必要だから今までのサンプルが頭の中に無いのならハッキリ【出来ない】と伝えた方がお客様の為。

 

でも断った分今現在の出来ることで1番輝ける何かをプレゼントすればいいと思う。一生懸命探して熱意や、情熱や心の中の本心をぶつければいいと思う。大事な大事なお客様の為なら。

 

 

written by

Atsushi Saitou

 

✻  お洒落で素敵な髪型を

丁寧に作る美容師です

抱える顧客層は20代から70代まで

幅広く対応させていただいております。

ショートからロングまで

仕草や雰囲気が大人っぽく見える

hair style作りを心かけています。

日々の事やヘアに関して更新していきます

相談お待ちしております

カメラ,メイク,植物,saunaが好きです。

 

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