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2021-05-21

造形美

お店で育てているアガベ。

店内のちょっとしたインテリアになっている。

 

 

 

 

棘ばかりだがロゼット調の葉の重なりやアシンメトリーの

強い棘やノギが個人的には好き。ずっと見ていられる。

 

国産物もあるけど大半は海をまたいで輸入されたもの。

日本と湿度や気温、日照の環境が全く違うから

大雑把に育てていると枯れはしないけど

形が歪に不恰好になってしまう。

 

 

 

 

植物的には全く元気だから全然問題ないんだけど

鑑賞価値としてはちょっと「んーん」って感じに。

生き物だからその辺は色々探らないといけなくって

用土を変えてみたり植物用のLEDを当ててみたり

色々手がかかるといえばかかる。

 

 

 

 

根が回ると当然個体も大きくなるから最近は

ジャストな鉢に入れて最初の形をなるべく

キープするような育成にしています。

 

用土は殆ど保水性がない物をブレンドしています。

火山石(中粒)焼き軽石(小粒)

ゴールデン培養土(少し)赤玉中粒(少し)。。

 

水をあげても一気に下まで排水して

しまうような構成にしています。

鉢の中で小粒、中粒の重なりで空気の層が出来て根が

呼吸しやすいので根の生育が早まります。

 

元々乾燥地帯が自生地なので蒸れを嫌います。

現地の用土も石が多かったり岩が多かったりです。

でも水も好きみたいでしっかり水を吸ったアガベは

葉の色がとっても綺麗で色も濃いです。

 

生育も考えると水を風と日照は絶対不可欠。

個人的な感覚と主観ですがそんな所から用土は

保水能力が殆どない状態にしています。

その分夏場は3〜4日のペースでしっかりあげています。


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