そう。そんな感じ。それそれっ!
同じ共通イメージが確認し合えた瞬間こそ楽しい瞬間は無い。
「○○したいんです。してみたいんです。でもなんと言ったらいいのかちょっと説明しにくいんですけど。。(悩)」
【じゃあこんな感じでこうすれば全部叶いますよ!!前髪は下ろしたり流したり両方いける感じですかね!?】
新規のお客様に関してははっきり言って最初の2〜3分で全てが決まってしまう。。と言っても過言ではない。
[この人は私のなりたい、したいイメージを理解して受け止めてくれそうな期待値が高い人かどうか]
[なんとなくやってくれそうな人かどうか]
[ちゃんと話しを聞いてくれる人かどうか]
・・・・・。。。。。。。
色々な不安要素!!!!!
担当する側としては重々理解しております。初対面だし。大事な髪の毛だし。
切り始めてからしばらくして完成系の形着地点がうっすら見えて来る迄つきまとう不安。
「あーこの人なら問題ない、間違いない!!」
そんな風になるべく早い段階で感じて貰う事がベストだしその方が安心。そして楽しみにも変わる。サロンではいい感じに変わる確信が持てて期待値が上がれば上がる程信頼度が上がります。
新規指名でも急に信頼してもらう事だって全然可能だと思っています。
パーソナル要素で芸人みたくツボに入り込み一気に距離感を縮めて信頼感を。。。なんて芸当が出来れば良いのかもしれませんがそれ一辺倒では力不足。結局対価として髪の毛(スタイル)における願望をクリアにし希望に置き換えた技術を提供しているんだからどうしても焦点が最終的にはそこになってくる。
終わり良ければ全て良し。。。かもしれないけどやっぱり最初からワクワク、、ドキドキながら楽しんで貰いたい。。変わっていく様子でさえも楽しんで欲しい。喜んで欲しい。。。
だから最初のインプレッションが個人的には大事だと思ってる。
話しを聞いて2〜3分の内に如何にどうしてもらいたいのかを理解して言葉をお客様に代弁出来るか!!
メイクをみたりファッションをみたり。。お客様を観察する事から始まります。どんなテイストが好きなジャンルに入るだろうか。。
このblogでも何度も書いてるけどやっぱり先回りスキル。
【こんな感じじゃないですか!!?】って100%に近い的を得た先回りでの提案であり進言。
「あ、理解してもらえてる・・・」 「そうそうそんな感じです」 「。。。。」
2〜3分の内に「そんな感じでお願いします」ってなる。
「今日はいかがなさいますか?」って聞けば大抵は希望を言ってくれるけどそんなのあてにならないと言っても過言ではない笑。大雑把中の大雑把でしかない。
甘いのが好きか辛いのが好きか!?
【こうしてほしい(どちらかというと甘いのが好きです)】 簡粗な言葉裏には色々な要素が隠れている。表面だけ受け取って甘みだけがふんだんに感じられる料理を出したら納得しません。失敗です。
最初は甘さが味覚として来るんだけど何度も噛み締める内に甘辛くなり旨味が感じられます。こんな組み合わせ、食べ合わせでも又違った感じの味覚になり楽しめる料理。でもなんと説明したらいいかわからなーーい!!!
的な。。。。。
この辺をバシッと心の中、思ってる事を当てつつ、先回りしてプレゼン出来たら最高。後は説明しながら切るだけ。
そしてハマったらもっと最高。
双方がまさに【そう。そんな感じ。それそれっ!】
そんな瞬間のお客様との間に生まれる空気感がもっと好き。
仕事が楽しいと思える一番の瞬間。
これを味わう為にも努力や勉強が必要。
全ては仕事を楽しむ為に。 お客様の為であって自分の為でもある。
週6日サロンに立ってると自分の中の喜怒哀楽がサロンワークに全て埋まってしまう。朝お店に来て12時間以上。夜迄。
せっかくだったら毎日物作りを楽しむ感覚で、アトリエに来て綺麗でカワイイ素敵なものを作る感覚で仕事したい。楽しみたい。たった一日の休みがどうとか、その中でもリア充がどうとかじゃあない。笑
職業病ってやつね。笑
好きを仕事に。
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