マンネリさせない!しない!!
数ヶ月に一度の来店の重みを噛みしめる。
「いらっしゃいませ〜」って迎え入れて、切ってスタイリングして「有り難うございました」。。。まあ、かなりざっくりだけどサロンってそんな感じですよね。
内容は人それぞれだと思うけどスゴく掘り下げて考えてみるとお客様にとったらサロンに髪の毛切りに行くのってかなりの一大イベントですよね。
だって土日に来て、もし想い通りになったら次の週からの仕事に行くテンションが違うじゃないですか。次の週デートする予定があったら倍楽しみじゃないですか!?。
周りから指摘されたり、新しい洋服買ったりしようかなーなんて気分になったりして。。髪型一つで色々な気持ちが変わるからそれだけ左右されるって事なんですよね。
希望のスタイルのケースじゃなくても同じです。
くせ毛や扱いにくい髪が方向性変わって「あ、そんな感じの仕上げもありなんだっ」とか「上手くまとまるようになった」とかでも全然気分は違うはず。
毎日毎日予約受けて切ってありがとうございましたって繰り返しかもしれないけど本当に一つ一つが大事な手術のようなものです。
僕らは毎日毎日切ってるから其の都度一生懸命やっていてもどこかで「こんな感じのハズ。。」とか「こうしておけば8割方大丈夫。。」とか予備線というか安全牌みたいな感覚って出てくるのは事実。
これは美容師だけじゃなくってサービスする側だったり提供する側のエゴみたいな部分。完全に的外れの範疇ではなくて合格点レベルなんだけど更に更に掘り下げて細かく分析して一人のお客様に対して120%スペシャルで立ち向かい続けているかと言われれば「ハイ!全員そうです。」とは断言出来ない。
人間だし。
一日一人のお客様を2時間かけてカットするなら別だけど。。気持ちの持ちようだと思います。
必ず立ち止まる。振り返る。気持ちを確認する。過信しない。聞く。先回りする。
そうやって集中して一人一人に120%向かいたいものである。だから何人も掛け持ちして自分はカットしかやらない。
カットもちょっと切ったらハイ次!みたいなのは無理というか向いてないなー。
なんてぼおっーっと考えたりもする。毎回来て頂いていて合格ラインだったり喜ぶラインが解っていてマンネリするのもイヤだしなー。
2、3ヶ月に来て頂けるけど毎回フラットにして挑みたい気持ちもある。アイディアを出したい。まだあるでしょっ!みたいなね笑。
最終的にはコレっていう結論は出ないんだけど追い求めていく価値はある。
だってやっぱり感動してもらいたいから。
ただそれだけ。
でも欲張りだからその感動をスペシャルにしたいんです。まだまだ修行は続きます。
生涯努力とは良く言ったもんです。 今なら完璧に理解出来る。
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