お客様とのズレは仕事の想いから
思ったより。。見た目より。。
「重いな」
「軽いな」
「明るいな」
「強い、弱い」
「ハネるな」
サロンで仕上げの時、もしくは次の日の朝。
感じた事ありませんか？？
サロンあるあるみたいになってしまったけどそんな事って
あると思います。笑
帰りの際にお客様はこういう部分は形が想い通りに
なっていれば言ってこないののも事実です。
「形は好き」
「オーダーした通りのスタイルになってる」
。。。。
満足度がある程度の基準に達していれば言いづらい部分でも
あるかもしれません。
「そこまでは、、、いっか。。」
「形は思った通りだし。。」
こんな感じだと思います。
でもこれって担当者側の気付いているのか？気付くか気付かないか。。
又はそこまで汲み取れるか、心配できるか、配慮があるかどうか！？
結構重要な部分です。
なぜならこの部分はお客様が家に帰ってその日の夜シャンプーして
次の日ドライヤーで乾かしてスタイリングして出かける時に
また想い起こす可能性の部分だからです。
いわば操作性の所ですね。
そして人に合って、職場に行って、、学校に行って。
ちょっと動いてみて生活してみて、ふとまたぶり返してくるものです。
「あー、やっぱりここが○○だなぁー」
「もう少し○○だったらなぁー」
もう一度サロンに電話してお直ししてもらう程のレベルじゃないけど
「ほんの少しだけ自分の中でひっかかる部分」
僕はここがスゴく重要だと思っています。
なんでこんな事思うかと言えばそこは担当者との
ちょっとした細部のズレだからです。
だから自分としても施術の際にはお客様に手を通してもらって
実感してもらったうえで感想貰ったり、カットの際に最も
注意している部分かもしれません。
カットはベースを切ったら必ずドライカットをします。
作ったベースに対して何度も何度も手を通しながら
指の感触を確かめるようにしてお客様の髪質やクセ、
毛流れを考慮しながら進めて行きます。
髪は動きますからね。。
元のはえ癖や毛流れはパーマをかけたって矯正は出来ません。
パーマは毛を曲げたりする位で根元（地肌）はどうしようも
出来ない。だから色々動かして切り、髪の毛が動く方向の
見極めも大事になってきます。
サロンの仕上げの時、触って貰って実感をきいたりその時の
お客様の表情を見ながら確認する作業は僕にとって大事です。
次の日、朝、「いい感じ！」
って再確認してもらえてまた喜んで貰える事が
僕にとってサロンのフィニッシュの時なんかより
倍以上に大事な部分です。
そこがいわゆる感動ポイントであり、
次もまた来よう！！と思わせるポイントでも
あるのではないかと思っています。
オーダー通りなのは当たり前。
でも家にかえって僕らの管轄外になった時に
担当してもらった美容師の評価って始まると
思っています。
個人的にはここの部分は最重要事項です。
毎日担当する度に長いお客様だろうが
逢ったばかりの新規のお客様だろうが切実に
思って切っています。
もう本当に職人気質なんだかドクターなんだか
自分でもわかりません。笑笑
でも追求しちゃうんですよね。！！
また来て来てくれたら次のスタイル提案もできるし
もっとカワイイ、素敵なスタイル切った時、
バッサリイメージ変えて喜ばれた時そんなシーンが
あるかもしれないしね。
自分の時間の殆どを仕事に捧げてるからそういう
瞬間に一番自分が報われるというか達成感が
心の中にスゥーっと入って来る気がしてその時が
最高に嬉しい。
だから続けられるしプライベートもなくって仕事まみれだけど
好きでやっていけてるんだろうな。。
プロフェッショナルってそういう事であり部分なのかもしれないですね。
美容師って仕事はこれからも自分の全てになってくるであろうから
いつでもどんなときでも楽しめる為には必要なんですよね。
楽しめるのが一番だしね。
「仕事を楽しむ」って簡単じゃないですよ。
そんな浅くない。。
柔軟にこなせて喜ばせてあげれて感動与えて、見返りに感謝されて。
自分も幸せ、嬉しい。。頼られ感。。
充実。。＝仕事楽しい。楽しんでる。。
そんな毎日が平均以上に過ごせるようになるには
まだまだ結構大変だし今はそうはなっていなくて
3/1位かな。笑。
はやくそこ迄たどり着けてもっと楽しみたいもんだ。
もがけ、いっその事もっと悩め、堕ちろ。
そして考えろ。行動しろ。また何倍も努力しろ。
そしたらちょっとは先が見えてくる。
本当に何かを体得したり、得るのって大変だしね。
その繰り返し位が普通なのかもしれないし丁度いいのかも。
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