一つ一つの一生懸命
朝6時からモデルさんと撮影でした。いつも大阪からコッチ(東京)に用事があるついでに撮影に来てくれる本当にありがたい話。
今回もちょっと前からイメージを作り挑みました。どんな風に撮ってどんな感じのメイクにするのか。一つ一つのイメージが大事。
撮るのはシャッター押したら終わりだからね。 撮る迄の準備なんですよね。 イメージをどんな形で表現するかを考えるのが重要。
昔は撮るので頭が一杯だったけど今は逆になっています。気に入った感じで作るには色々勉強も必要ですね。女性誌を買い、雑誌ごとでテイストを分類して系統をしっかり把握してそれぞれメイクも把握して毎月毎月ノートに書き込みながらトレンドだったりそれぞれの系統の特徴、好まれるファッション&メイク、また服のアイテムや何処に売っていてどれくらいの価格帯なのか。どこの町にどんなジャンルの方が買い物のしてて歩いているのか。。などなど細かく頭に入れてます。去年の春から通いだしたメイク講習もそう!やっぱりトータルで考え落とし込みたいから。
撮影はそんなのが濃縮されてる感じですね。
世界観や雰囲気をファインダー越しにキャッチして物作りをする。一人の女性像をテーマをもって作る。そんな作業ですね。今は髪の毛やスタイルを紹介するような証明写真っぽいのは好んで撮っていません。
第三者が見た時に「このジャンルは私に近いかも」って 共感してもらえるようなものを撮っています。その方がお客様も見ていて共感しやすいんです。 髪型は髪型で別で探している事が多いですしね。
だから衣装も自分でイメージに合わせて買い、メイクも考えます。今回はこんな感じのモデルさんだから雑誌で言ったらこんな感じ。ってことは衣装はこんなでメイクはこうしよう!!みたいな感覚です。なるべくサロンワークでは働く女性がメインマーケットになってくるので大人テイスト寄りで作るようにしています。
ヘアスタイルよりも女性像をどう作るかが楽しみ。
でもサロンワークも同じ。
髪型があってその延長線上になりたい、してみたい女性像の雰囲気がありますからね。順番が逆なだけ。
髪に固執するより個人的には最終イメージやジャンルを掴んでからの方が髪に落とし易い。
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