もっと真剣に髪の毛について考えないと。。
新規のお客様がカットとパーマでご来店。
クセ毛の方で縮毛の履歴がある。クセは強めで長さはボブ程度。
前回出てきた根元のクセ部分と矯正のストレート部分の毛先を合わせようと中間〜毛先にパーマをかけたみたいのだが
パーマが全然出ないのでかけ直したけどダメだった。
残ったのはダメージとごわつき。。結果コンディションが下がった。。
比較的よく聞くケースです。
縮毛をしている時点で髪の毛のコンディションにもよるけどパーマは避けたほうがいいと、個人的には思っています。
なぜなら約180度位のアイロンでプレスされた髪の毛にカールは期待出来ません。
かからないというか、かかりずらいというか理論的に考察しても「きれいにはパーマが出づらい。。」
原因はアイロンプレスによる熱処理が原因。様々な細かい原因もあると思いますが個人的には色々な角度から検証しても
ちょっと難しい。。パーマのクオリティとかお客様が自宅で再現出来るかどうかという基準に合わせて考えても多分難しい。。
熱処理(アイロン時)の度合い(髪の毛の炭化)にもよるし勿論完全にかからないという根拠や結果ではないんだけど
僕の主観的な考えなんだけどお客様が家で出来ないほどのクオリティならかけても意味がないと思っている。
お金も時間ももったいない。。
美容師さんにもよるんだけど以外にかけちゃう人いるんだよね。
お客様はカールやwaveがどうしても欲しい。。そこに忠実に想いを叶えようとするのはスゴく素敵だけども
そのの先や今後やどう人から見られるかなんか考えるとしっかりと想いを載せて説明する事も大事だと思う。
勿論適切な判断も!!
かけたらどうなるか?どうなってしまうか?毎日スタイリングは出来るか?やりやすいか?
自信もっていけるんならokだと思うけど、なんとかなりそう、なんとかなるかも。。。。
なら、かけない方がいいですね。
せっかく「かけたい」って着ているのに断るのもなぁーなんて考えは別物。
お客様って最終的には自分の頭がどうなって次の日からやりやすいかどうか、、
その辺にしか興味がない。。
いずれにしてもパーマをかけた時点でスペシャルな仕上がりを求められる結果になるんだから、、、
「矯正してるから〜」とか「ちょっと傷んでいたので。。。」
なんて言い分、表向きは「そうですよね〜。。。。」とか相づちしてくれるけど根本的に
「出来るっていったじゃない」。。。それなのに。。。。って言う感じで
求められるだけ。
単純に綺麗なモノ、かわいい、素敵なモノ、、、作るにはやっぱり元のコンディションが悪いと良いモノは生まれづらいよね。
美容師さんにとってずっとテーマですね。
「こうしたい。。」「してあげたい。。」
最後に「良かった」ってお客様から言ってもらえる為にどうやって着地するのがベストなのかを
もっと考えないともったいない。
もっと真剣に。。。
*撮影した写真などはinstagram
などにもこまめにupしています
公開していますのでそちらも是非
予約専用電話 0422276388
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