脳内データ
髪の毛を切っている時はどんな事を
考えて切っているのか。。
又、何を想って、、ながら作っているのか。。
自分でも改めて考えてみると色々ありすぎて深い。
まずいろんなパターンがある。
其の1問題解決型脳内パターン
其の2わくわく展開脳内パターン
其の3ドッキリパターン
ざっくりこんな感じかもしれない。
3つをざっくりとパーセントで割合を出すと
其の1 25% 其の2 50% 其の3 25%
って所。
順に解説すると問題解決型はお客様から発信された
ワードや手で髪の毛を触るなどして得られたヒントを
元にお話の中から浮上した
「今回こんな所が気になるから直して欲しい」
などのいわゆるお悩み的な部分が軸となる。
もしかしたら
ここが一番サロンワークで実際には
一番直面しているかもしれない。
そう!新規指名なんかで対応する時は
ここが一番多いかも。
次にわくわくパターンはもう
2手3手と言わず切っているそばから
完成系がずっと頭の中でビジュアルとして
出てきていて切って作って
いながら楽しくてしょうがないパターン。
これはもう仕事じゃないね笑
キャンバスに思い描いているものと
同じカタチを表現できて
色も思い描いたように
表現できている感覚。最高ですよ。
もちろん技術やテクニックも
そうだけど作ろうとしている事
が表現できてそれを体感しながら
仕事ができる喜びは何事にも
変え難いし。この時ばかりは
純粋にものつくりが楽しい。
最後にドッキリパターンは其の2と似通っていて
「お客様が言っていて想っているのはこういう事だろう!!」
ってのを最後に答え合わせしたいと
思いながら仕事していくパターン。
これは自分のほうが手探りの感じではなくて
9割型正解を知っていながらのパターンです。
お客様の中には美容師さんに伝えた
内容って実はほんの入り口だったりする。
なんとなくというかざっくりというか
全容全てを伝えれたとは想っていないと思う。
どちらかというと
「ちゃんと伝わったかな〜」とか
「大丈夫かな〜」の
方が多い気がする。
だからこそそこを摘み取って最後に
「こんなんじゃないですか〜」
っやって喜んでもらいたい。
だからちょこっとドッキリ感覚に近い笑。
ざっくり書き出してみてでもこれ。。。
全部mixしてやっていますね。。
全部ブレンドしないと難しいし
感動レベルに到達させるには
全部だね。だから切っている時は脳内無心であり
集中しているんだろう。
髪の毛を切りながら
頭の中では色々と動いている。
すごい集中力。
仕事の対象物が何も言わない静物や絵と違って
世界観にお邪魔するわけだからね。
そりゃ大変。笑
正直全然簡単じゃないよ。
切るのはある程度したら手は動くかもしれないけど。
マッチさせてフィットさせるのは簡単ではない。
職人やデザイナーの世界って独特ですよ。
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