今の自分にとってのスペシャルはなんですか?
アシスタントにとって今のスペシャルなお客様に提供出来るモノってなんだろうか??
シャンプーなのか? カラーなのか? パーマなのか?・・・
出来るようになったもの、今習得中のもの、お店によっては半分しか出来ないんだけど経験の為施術をバックから、もしくは半分をやらせて頂いてる状態もあると思う。 でもこの仕事って「これでok」ってまず無い!と思った方が良い。
【ただお客様に対してさせて頂く 最低限のスキルを身につけた程度にしかならない。】
解り易く言うとシャンプー受かりました。じゃあシャンプーok、ハイ!コンプリートしました!!。。ではなくてシャンプーの章がスタートしたに過ぎない。
ここからスタイリストになってもシャンプーのスキルを上書き、アップデートしていく事が必要になる。これを理解していないと、のちに相当苦しむ笑。
次にカラー、パーマ、、なんて本当に自分でアップデートが必要になる。今ここら辺のイメージや考えや根本がなんとなく変に理解したまま育って行くアシスタントが多い気がする。
一度チェックに受かったものはもうそこで完結しちゃってる気がスゴく見受けられる。へんな傾向。
確かに一段一段階段を上ってスタイリストには結果なれるんだろうけどその時迄にどれだけ荷物(経験とういう名の)を抱えて上がれるかが重要だと思う。シャンプーなどは、果たしてどれほどアップデートされてきたのか?カラーのスキルはどうなのか?etc…
普通毎日手を動かしていれば作業効率はあがり時間のコントロールが効くようになり結果上手くというか馴れる。でもここでストップしていまうか、【もっと何かないか】と工夫をするかが分かれ道のような気がする。いわゆる追求するどん欲な工夫と心。更なるプロフェッショナル意欲。。
比較するつもりは無いけど自分の時代はスタイリストになるまで平均だと4〜5年かかった。
勿論朝夜練習してもだ!
今はお店によるけど1年ちょっとでデビューしちゃう子もいるみたい。それはスゴい事だけど僕からしたらちょっともったいない。
【一年です。たった一年!!!】
でもサロンワークが毎日あって朝、夜と練習を死ぬほど効率良く集中してやったって手は馴れるけどちょっと経験値が足りない気がする。
練習量=経験値でなない。 練習量は反復における作業効率の向上程度だと思ったほうがいい 経験値は工夫と試行錯誤。そして想いから上がると思う。 最終的には【想い】の部分が変える。
早くデビューして早くお客様に携われるのはスゴく魅力的だけどもっと色々カラーやパーマなどの各カテゴリーのスキルを肉付けしてからでも遅くない気がする。
スタイリストだからなにもかもスペシャルという区切り方。アシスタントはまだまだ、、、という感じの隔て方ではなくてシャンプーならこのお店で一番のスペシャリストですっていうのがあっても良いと思う。誇りにしても良いと思う。
お客様にとってはスタイリストがシャンプーをしてもアシスタントがしても変わりはないしフィットするかしないかでの感想しかない。むしろスタイリストより必然的に回数が多くなるアシスタントの方がスペシャルであったほうがいい。
スタイリストになる為の技術習得だけど最終的にはお客様から支持される為、指名して頂くためにと繋がる。
【早くスタイリストへ】も大事な事だしアシスタントの内はそこが働くモチベーションになるのかもしれないけどアシスト業務の中で、【もっと上手く】【習得したカテゴリーでのスペシャル】という部分があるとデビューした時に更に自信になるのではないかと。。
サロンワークにおいてもそんなアシスタントがいると直接お客様に紹介しながら施術してもらったり、任せる事も増えたり、それで評判が良ければそのアシスタントも覚えてもらえるしお店にとってもお客様にとっても相乗効果が出る。
まずは一つの仕事に対する【モチベーション】【想い】 そして自分が今お客様に提供出来る技術でならこのお店で一番だろ!!というスペシャリストの意識が、そんな感覚が大事だと思う。
自分にとってのスペシャルを持つ事が仕事のモチベーションにも繋がり仕事をしていく上で自分にとっての財産になるんじゃないかと。
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