
『色々行ってみたりしたんですけどやっぱり自分で出来なくて。。』
『やっぱり自分の髪質っていうか、頭のカタチ??難しいんですかねきっと。。』
普段は髪の毛は乾かすだけというお客様をいつもの様にじっくり聞く。声のトーンやジェスチャーなどから今の髪のコンディションが生活するにあたり、凄く不安と煩わしい事が読み取れる。
ちゃんと骨格に趣に向き合って物作りしてる美容師さんならば髪の毛を短くしていくと、元々の頭のカタチがどの範囲で元々の癖、流れ、操作性、シルエットに影響してくるかってイメージを確立していると思う。
切ってまだ1週間経つか経たないかの状態の髪の毛はお客様の顔を大きく見せるだけじゃなく、長さがある時には隠れていた襟足のクセを蘇らせ、イキイキと活動スペースを与えボリュームと共にまるで長方形の箱の被り物に頭を埋めた様なシルエットになってしまっている。
綺麗に切れば綺麗な形が出来る🟰上手く切れる(上手い)。という訳にはいかないのがこの仕事の深部の面白味であり何年経っても工夫し続けてる。特に短くなればなおさらだ。それでもどの部分か一部を切らして頂き修正してあげたい。
襟足の癖を馴染ませる為にもうちょっと長さを切らせて頂く許可を貰い前髪とサイドも切り直す事に。勿論顔周りも全部ラインは作り直す。
『顔周りの長さが残っているのでなんとか修正出来そうです!』
ベースを切り、ドライの途中辺り程なくしてお客様の顔がフワッと綻ぶタイミングがあった。
形を求められて形を作れば絶対喜ぶなんてそんな簡単ではない。生え癖の無い人形相手にデザインしているわけじゃなく、骨の形も毛流れもイレギュラーだし、なによりどんな感じで髪と共に共存している状態なのかどうかを知ることの方が大事だ。
ひと通りやりたかった本来のカタチに修正し近づけ、あとは実際明日からの今まで通りの乾かし方や、スタイリングの仕方に対してフィットするように変えた部分の説明と髪の毛の今の状態からに関して伝えさせて頂いた。
スタイリングが終わり改めて前回はどんな感じでオーダーしたのか聞いてみた。
見せてもらったsnsはわかりやすい位のretouchと共にAI処理までされていた。
最近はAIの処理によって髪の毛も水飴の様に滑らかに見せる事もできる。
肌の質感や髪の毛の質感もretouch特有のヌルッとした質感があったのでおそらく骨格も自動補正されていると思う。
自分も写真のretouchに関してはもう10年近くPhotoshopを扱っており見ればすぐわかる。
写真を撮る側も美容師側もある程度のretouchはしているからretouchが NOといつ訳ではないのは理解してる。肌のスキントーンを調整したり写真の赤みを消したり、そのレベルは皆やってると思う。
ただ、プラスチックの様な3Dっぽい人形のようなAIへのretouchというか合成加工はゲーム内のキャラクターみたいな質感になりすぐそれがAIのプロンプト指示によって作られた物だと言うことはすぐにわかった。
担当者には髪質改善をプラスメニューすればボリュームも変わるし質感も変わって写真と同じ感じになると言われたらしい。
結果、時間の関係でその時はカットだけにし、スタイリングはアイロンをされ、オイルで仕上げられて、髪の毛は艶々。
次の日言われた通り少し濡らしてから乾かしてみると全然サロンの時のカタチになってない自分のシルエットに愕然としたそう。
帰りの際『次回は時間があれば髪質改善メニューオススメですよ。』という案内の声が耳に残っているのだそう。
snsでの集客が主流である以上やっぱり集客のやり方が際立って釣り広告の様になっている気がする。『如何にしてみてもらうか』『どうやったら取り敢えず予約して貰えるか』のせめぎ合いを凄く感じる。
広告だったり、集客だからあの手この手でそんなもんなんだろうけど今はそれを見極める部分も大事になってきてる気がする。
広告を打つ側の工夫もわかるし吸い寄せられるユーザーの気持ちも、どちらも悪いとは言い切れない部分もある。
髪の毛を切ることは外科手術ではないからそのまま体の具合が良くならないで寝たきりになっちゃって改善しないという感覚じゃ無いけど少なくとも期待した分心は削られ、髪の毛は元に戻らず伸びて馴染むまでテンションは下がってしまう。
技術って、、、
いや、特に見極める技術って大事だなと心底痛感させられる。
どう頑張ったって骨格や、頭のカタチ(骨)は削ることが出来ないし、髪質も形状は変えられても質自体は変える事ができない現実。
それを踏まえて説明を加えたり、お客様自身にも理解と少し協力してもらって初めて納得がいくものが出来る。工夫と叡智を集約したデザインは加えれるけどお客様のライフスタイルやいつものスタイリングのクセ、感覚もちゃんと視野に入れつつフィットさせないと完成されない。
きっかけの部分がsnsでの写真っていう事自体は全然悪くないけどお客様の髪の毛を見て、ちゃんと【出来るものと出来ないもの】の説明と、それによってどうしていくとお客様の日頃の意思や理想に沿った感じになるのかをちゃんと説明しないといけないと感じた。
本当の技術者(デザイナー)とはお客様の理想にどれだけ近づけて合わせられるかって部分の要素や、引き出しを持ち合わせているかが大事な気がする。癖や、感覚を見極めて、フィットさせれる思考と、それに伴うカット技術が大事。
集客集客ってポチポチ工夫する前にもっともっとお客様の深層心理を紐解く人を見る目や、人の話の奥底に聞き耳をたてられるような傾聴トレーニングでもした方がいいかと思う。
最終的には人対人一対一の部分になるから実際は人の話を最後まで細部まで聞こうとする心構えや、優しさや、性根の部分がすごく大事だと感じます。
今後数十年後には3人に1人が高齢者の時代。しっかり話を聞けて、しっかりとその人の感覚、気分、癖、ライフスタイルに合わせられるその人にとってのベストでオンリーワンの技術&担当者にならなければ仕事が無くなってしまう将来もあると思う。
切らして頂いて経験値を頂いてもう20年近くになる。頭の中には相当数の癖や、毛流れ、骨格のサンプルが入っているけどそれでも慣れたといっても簡単とは到達言えない。
顧客様、関わった方々、新規の方々、時間とお金と期待値を胸に来てくれる事を何年続いていようと新規であろうと忘れずに『叶える』ベストを尽くしたいと思う。
休日の日の撮影が終われば残りの半日は本を読む。朝から撮影無ければジムに行ってから午後は本を読む。
火曜日はこんな感じで過ぎて行く。
人混みが特に苦手で混雑エリアにはそこに行かなければ手に入らない物、体験出来ない事以外は殆ど行かない。行きたくない笑
読みたい本はBOOKOFFで見つけたり、店頭で見つけたり色々。
厚みの少ない文庫本が特に好き。
午前のジムが終わりスーパーでマグロのぶつ切りパックを買いタンパク質を摂り部屋を掃除して文庫本と共に出かける。
今日はドトール。お洒落な感じのいわゆるカフェみたいな所はあんまり知らないのと、無駄に高いから行かない派。
部屋だと掃除しちゃったり、色々な部分に目が行き結果あまり本が進まないから敢えて場所を変えてる。
商談なのか、面接なのか、そこそこ喋るグループが2組、勉強組がチラホラ。学生の部活帰り数人が携帯を見せ合って盛り上がってる。
今は耳栓じゃなくてBluetoothのイヤホンが活躍する。ノイズキャンセルがそこそこ雑談をカットしてくれる。
ほぼ表紙のタイトルと帯の文面、裏表紙のあらすじで買った本が読み始めて「面白い」ってなるか、「なかなか頭に入ってこない。。」となるかはだいたい30分くらいでわかる。
CDのジャケット買いみたいな感覚で買って途中でダメだったらもう読む事を辞める。また次を探す。その感じが潔くて自分の中で調子が良い。
引き込まれる様な物語、興味と共にどんどんページが進むと凄く得をした気分になる。無心になって捌ける。
内容が面白いと自分の生活の中に「本の続きを読む」という興味のあるタスクが追加される。ワクワク感も得られる。およそ1ヶ月で4冊位は消化される。
アイスコーヒーが氷で薄まって水っぽくなった味と風味も嫌いじゃない。
良い休日。
早く寝よう、寝るようにする。
絶対早く寝る。
そう思っていても「何故早く寝れないのか?」ってどうでもいい事に関して悩む。
1日仕事してカロリー使ってカラダは消費してるはずだが。
仕事終わってからダラダラしてるって事もなくタスクも多いのに直ぐ寝れない病。寝たらすぐ眠りにつくのに。
全部スマホのせい。
連打で興味のありそうな情報を流し続けるsnsや、ニューストピックス。そして追いかける自分が1番ダメ笑
脳は情報を欲しがってるのか?
まだ起きてたいのか?(疲労が足らない?)
毎日スマホと戦っております。単に意思を強くすれば解決か。。笑
LINEとgmailと限られたネットアクセスだけ(ネットバンキングとか)のスマホなら良いのに。
睡眠時間7時間って本当に難しいと思う日々
夜型とか、言ってた時もあったけど今は無になって寝る時間が優先だなぁ
と、想い試行錯誤の日々ぼやく日々。
スマホからの仕事絡みの情報を欲しがる脳と自分自身のコントロールの狭間で夜が過ぎていく。
仕事が終わったら仕事スイッチが切れれば良いんだがね。長い事そんな風に過ごしてないから難しい。
メイク雑誌も見たい。女性誌もチェックしたい。海外のスナップチェックしたい。髪型も見たい。カットのイメージも取りたい。
1日が足らないのか、時間コントロールが出来ないだけなのか、兎に角睡眠も時間も足らないのです。
お盆という名の夏休み的な連休がやっと終わった。
もう8月終盤かぁ、、
残り3ヶ月と少しで今年も終わり。
GWから今日までの3ヶ月早かったからきっとすぐ終わるって思ってる。
最近は2季化していて個人的には嬉しい
けど夏が終わると一年の収束を特に感じる。
年初めに目標などを立てた方は
順調ですか?
自分はこの手が苦手でねぇ、、笑
『何か目標はありますか?』
『ゴールを決めた方がイイ』
『目的を持って、、』
そういう感じの言われ方、文言、指摘。生きてると言われたり、他人の聞いたり。あると思います。
自分も勿論あります。
ただタイプがそれぞれあるから全員に当てはまるってわけじゃ無いと思う派です。
ゴールを決める?
目標?
わかってるし、その為に細かくセッションを書き出して行動計画を立てるんでしょ?
辿り着き方は人それぞれある。
大事なのは熱量と好奇心。
好きなら、楽しいなら、
自然と工夫する。
何かカタチになったら楽しいから自然と欲が出て更に工夫する。繰り返しクオリティがあがる。達成する。
楽しいからまた工夫してもっともっとの欲が自然と出る。繰り返し続き、ストレスなく続けられる。
目標を立てるのも大事なのはわかるけどまずは”楽しさ”を如何に見つけられるかが個人的には大事だと思う派です。
どんな小さい事でもなんでもいい。
これなら出来そうだなとか、ここの部分なら得意かもとか、小さな事の楽しさ沢山集めて合体させればカタチになっていくと思います。
今の仕事してなかったとしても同じかも。
たまたま手を使って作る仕事で技術職かもしれないけど。スキームは同じであろう。
楽しむ事と工夫の繰り返し。
暑い。、、、
暑さには大分強いはずだが湿度による暑さが体をじわじわと蝕む。
代謝が良いので駅までの歩く途中ですでに汗。青信号でよーいどん!心拍数も上がりまた汗スイッチが入る。
朝の時間帯は多分信号もカウントが早い気がする。そして次まで長い。渋滞緩和措置なのだろう。毎朝ダッシュさせられてる気がする。
グリーン車のお陰で毎日が満員電車になった10分程度の車内でも音楽を聴きながら無意識に人間観察の脳みそになる。
『カットラインがおかしい。前髪あったほうが綺麗だな。もっと頭小さく見せれるよ』
この回想が自分にとっては大事な大事な毎日のサロンワークのイメージソースになってる。【髪型を作る、切る、】のが仕事だけどもその間にある『人』に似合わせるのが一番の仕事。
仕事以外でも仕事のスイッチは切らず利用出来るものは全部利用したい。
いつの間にかそうなってた。自分にとってはそれが普通であってそんな体質になってる。
モノを作る側にとって発想が無くなると作る楽しみが無くなるから『型』に頼りがち。
人の髪の毛は皆それぞれ素材もカタチもバラバラだから難しい。マニュアルの押し当てでやろうとしても細部までは上手くいかない。
『まあ、こんな感じか。』
お客様からしたらそれだと感動レベルの域じゃないので『あなたじゃなくても良い』ってなっちゃう。
他の美容師が髪質に対して
気付かなかった部分。
切れなかった部分。
新たな「素敵」や「可愛い」を見いだせなかった部分。
ハッとさせれなかった部分。
似合わせられなかった部分。
そういうのを突かないと自分も今までの美容師さんと同じランクになる。
逆であればお客様にとって自分のランクは真逆の良評価になる。
仕事に向かうまでの電車内、今日もやっぱり髪型とか、何気なく見ている。
もっと顔周り切り込めば目が生きるのに、、
前髪の幅狭い方が横顔綺麗に見えるのに、、
短いほうが顔のラインが綺麗に出るのに、、
瞬間瞬間で思い、脳裏に焼き付いていく。
そうやって自分の頭に
記憶と記録を繰り返す毎日。
嬉しいレビュー頂きました。
ありがとうございます♪

お客様一人一人に対しての特に新規のお客様は答え合わせの様な感じですね。
知らない同士がサロンで初めて話して髪型を良い感じに持っていくのっていくら経験してても簡単な事じゃないです。
同業の自分でも初めてのサロンで初めて切ってもらうってなかなか勇気がいる
新規指名のお客様には早い段階で不安な気持ちを払拭できる様に画像で共有したり『好き』『嫌い』のボーダーライン「見極める様に心掛けてます。