オーダーに関して思う事
スタイリングのし易さ、再現性。
それとは逆というか今年は【こんな形】【雰囲気】
【シルエット】そこにもフォーカスされていた気がします。
《ハネてたっていい!重くたっていい!》
《内側に入らなくたって構わない!》
とにかく形重視のアクセサリー感覚。
前髪が一番いい例かも知れません。
シースルバングはシースルー感はあるかも知れないけど実用的ではない時も出てきます。
髪の毛は時間が経つと細くなってきますし、
厚めに切ったはずのアウトラインも次の来店の時には
結構薄くなってる、細くなってる。。
そんな経験無いですか?
乾燥や摩擦の日常的ダメージ、日々のブラシやコームなどの物理的ダメージで細くなります。
シースルーにしたところでしなくてもナチュラル
シースルバングになっていきます。
最初からシースルーだと。。。。!!
時間が経った時には薄い、細いと感じます。
でも【シースルーバング】というワードとファッション性や、流行り、トレンドがそれを上回るんですよね
本来は「割れないように。。」とか「分かれないように」というニーズが多いのに「形」が勝つんです笑
流行りやトレンドはいい意味で必ず必要だけどその裏は結構シビアな時もある。その時は良いけど実際次の日手に入った【形】よりも操作性が今度は勝つ。
結果、《やっぱり難しいなー。》
なんて思われちゃうオチ
こうなることを想定して勿論提案やレクチャーするんだけどそこが絶妙な所。笑
お客様はしてみたいし、コッチは叶えてあげたいけど
アフターを先回りした上で進言。
でも叶えてあげたい。。
スキル的にも勿論見返す。
《もしかしたら。。。%は低いかもしれないけどイケるか。。。》
目の前のお客様の性格なども予測&考慮し、色々な側面からベストを尽くす。
素材上絶対キビシイ時の方がハッキリ言って多いしね
「成る程」と理解いただく事もあるけどそうじゃない事もあるある。
ベストは両方取る。!!
それか少し手伝ってもらう、(家での再現性に関して乾かし方など少し工夫してもらう)
まあ、どんな形でも納得して頂ければそれで良し!
でも基本諦めません笑
その先に感動あり。
セミディ〜本当の意味での万能ヘアかもしれない。。。
ボブも多かったけど肩〜鎖骨位迄のハネる長さ設定、
ハネたとしても「それってハネてもいいスタイルなんでしょっ」
みたいなテイストのセミディはオーダーも爆発的に多かった。
長谷川潤サンや竹下玲奈サン、ヨンアサン、
野崎萌香サンが目立ったアイコンのセミディ。
人気の理由は多分楽チンだから。
レイヤーが入っていなくても肩に当った毛先が色々な方向にハネ
むしろハネたスタイルもテイストとして人気があった。
レイヤーを少し入れれば、かきあげてふんわり無造作にラフに
キマってしまうお手軽さも魅力。カッコイイにもカジュアルにも
振れて前髪の部分で多岐に渡って変化出来る。
毛先は厚めに作ってあるのが特徴でこの部分は少し前の重さのある
スタイルと変わらないが質感による変化と
レイヤーが入って軽めになっている
点が大きな変更点かもしれないです。
そして人気だったもう一つの理由が
今季アレンジが大きく取り上げられる事が
多かったのも人気の一つ。
簡単にザックリ留めたりピンを使って無造作に自由自在の
「何でも有り」感覚のアレンジ、まとめ髪が流行った背景にもあると思う。
何処に留めても編み込んでもいい感じで毛先が出て
質感も作れて一回のピン留めで「こなれ雰囲気」が手に入るし
ロングみたくそれをまとめなくてもダウンスタイルでも様になる。
コテ巻いてもセルフでやり易い、アレンジも幅広い、スタイリングとして結構
簡単で放っておいてもまあ大丈夫。こんなところが人気の理由。
来年は恐らくもっとレイヤーが入って軽めになってくるのか、
毛先が軽くなるのか予測は付かないけど
今の形にパーマの形状が加わったりして変化が有るのかもしれない。
個人的にはセミディは似合わせ易いし提案もしやすい長さです。
前髪を変えれば大人にもカジュアルにも振れて適用しやすい。
さあ来年の春頃はどんな感じかなー。楽しみですね!
仕事で自分に対してはとことん辛口でありストイックに
過ごしています。笑
でも仕事は趣味と言えるほど楽しい。
これで良いんです。!!
最近何気なく昔の作品を見返していたら
結構クオリティが以前とは全然違う事に気がついた。
良い意味で!!
「あー下手だったな」「クオリティ低いな」
不思議とそう思うんですよね。
現在のと全然違う。
過去はその時のベストだからその時は絶対自信を持って
打ち出していたはずなんだけど今見ると「ダサい」「バランス悪い」
これは成長ですね。笑
本当にたまには振り返ると面白い。
「このときはこうだったな」っていうのもあるんだろうけど
常に毎回向上心持って追っかけていた結果
月日を置いて確認、振り返ってみると
違いに気付く。。
これからまたしばらくして振り返った時に
今のベストを越えられるように
なっていれれば正解。
そんなに変わっていなければ自分も成長出来てない。
これでいいんだ。終わりなんてない。
イブイブに1人で焼き鳥と山崎ハイボール。
お店は祝日で空いてる。
カウンター空いててラッキー。
今日は飲みながら色々とカットについて考えたかったからね。何時もの焼き鳥のお店。け
家でも良いんだけどこっちの方が考えに更けられる
カットって何時になっても複雑です。
切っても切っても。。仕上げても仕上げても
たまに疑問や謎めきにぶち当たる。
別に切れないことはないんだけど頭の中で
『もう少しこうした方が』とか『こっちの方が、、。』なんてのが繰り返し出てくる。
修正と呼ぶのが相応しいのか、発見やスキルのブラッシュアップと言うべきなのかわからない。
でもより良くしようと自分の頭の中で今迄やってきた事と、新しいアイデンティティとがぶつかり交錯しているのは事実。
多分飽き性なのかもしれない。。笑
『今度はこんな切り方如何だろうか』
『こっちの方が良いのではないか』
毎日そんな事ばかり考えてる。
ある意味幸せだよね笑
こんなに研究者並みに没頭できるモノが
あるっていうことがさ。
他の美容師はどうとかあまり興味はないけど
僕はこういうスキルのアップデートが度々やってくる
PCやスマートフォンの画面に突如現れる『アップデートが有ります』って言う感じにね。
同時に完璧主義でストイックだから尚更困る笑
追求せずには入られない。!!
『まいっか。。』とかは1ミリも思わない。
放っておいたらいつか痛い目を見る気がして。笑
だからこうして向き合う時間が大事。
今日は、イブイブで祝日。
隣、背後は皆カップルというロケーションのなか
メモを取り図を描いて確認して模索する時間。。
良い悩みかもしれない。
自分が仕事を楽しむ為にでもあるし
妥協しない為でもある。
何時もの来ていただくお客様の為にもなる。
シルプルにもっと上手くなりたい。
えっパウダリーってこんな感じの!?
初めてパウダリーのファンデ買ってみました
LANCOMです。
その名もタンミラク
いつもはリキッドしか使わない僕にとって初パウダーファンデ
でも色々な方から聞いたり雑誌での記事などから
手を出してみました。
いつもリキッドの薄めの色を重ね付けして
馴染ませ感命、つなぎ目無し感命でベース作りをしているのですが
使用感は凄かった。
まず買った色味は基本色
7色あるみたい。
今迄のベース作りの延長にリキッドを一回にして馴染ませて最後に
タンミラクをオン。質感の違うパフの表と裏で使って行きます。
でも最初はファンデ用のブラシで表面に付けて行って最後にパフの
裏側で馴染ませます。すると毛穴どころか表面が完全フラットに。
仕上がりはベイビー肌、モチピチ肌です。
寄れ、重なり感、粉感ゼロ、勿論膜感も無し。
コンセプトは空気よりも軽いファンデーションパウダーらしい。
これは久しぶりにテンション上がりました!!
ベース作りにいつも時間かける事が多いので即戦力アイテム間違いなし。
パウダリーファンで「タンミラク」マジオススメです
今年は一年中ボブのオーダーは多かった気がしています。
blogにも書きましたが以前のようなワンカールのボブ、重めの
ワンレングスのボブではなくてしっかりトップにレイヤーが入り
動きのあるボブ、ボブディが多かったです。
雑誌にもこんなwordが沢山並びました。
#ムービングボブ、#ウェイビーボブ #フェザーボブ #ラフボブ etc…
今迄は重かったのがトレンドだったのに時代の流れを感じます。
今季のボブのメリットとしてトップが軽めになりパーマなどで
アクセントやランダムな質感、カール感が付いた事によって
スタイリングの幅が広がりワンカールの時のように
コテで内巻きのスタイリングとは違いwaxを使って
自由に動かせた部分が非常に大きいと思います。
又アレンジの部分でもトップの動きのある部分に対して
ねじって留めて色々楽しめる
所も動きがあっらからバランスも
取り易かったのでは無いかと思います。
そして比較的誰にも似合わせ、似合い易い。
小顔効果も高い所もポイントです。
来年も引き続きボブ人気は続きそうですね。
トップにレイヤーが入ったボブ、動きのあるボブお試しを!!