以前書いたiphoneクオリティーの続きです。
上が一眼レフで下がiPhone。
同じ位置での撮影です。
天気は晴れ曇り
一眼側の設定はss100 f4 iso400 22mmズームレンズでマニュアル設定
iphone側はほぼ同じ立ち位置でバストアップで
髪の毛に露出を合わせ(髪の毛にタッチして明るく)ています。
レフ板は使ってないですがやはり一眼の方が顔の表面、
髪の毛に光が廻ってパッとキレイに映っています。
f値も4の設定なので髪の毛もぼやっとした映りではない。
逆にiphone側は結構見たまんまリアルな感じというか素というか。。
実写に近い感覚。!!メイクに関してはコッチの方が映り込みが良いかも。
ただ明るさが偏ってる。全体に光が廻っていない。。。。
さあどっちがいいのか!?
キレイにまとまって撮れているのはどう見ても一眼のほうだがそこは
恐らく一眼側だとマニュアルで撮る時に細かく設定出来る部分があるから
当たり前だけどそこの差で結構変わってくる。
この時もiso感度を400にしてるからその分カメラ側が認識する光の
感じも撮った時の明るさもiphoneとは違ってくる。
結論としては明るさの問題かも。笑
もしiphoneで撮る時に一眼側のiso感度の設定を
レフ板であったりライトであったり
何かしらiso感度に変わるもので対応出来たら
結構いい感じな所迄いくんじゃないかと。。
完全に自論ですが今度検証してみようと思います。
綺麗な色味です。ILLUMINA(イルミナ)
OCEAN10 NUDE10 3:1
ワンメイク
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
コレくらいの明度だと光を通すとシアー感たっぷり。
スケスケ感もいい感じ。
説明不要位のキレイさですね。
そしてそしてブリーチしてません
元は10〜12トーン位です。
毛先がラフに動いて散らばってもキレイですよ。
コチラのILLUMINAは通常のカラー料金にプラス¥1500で
施術させて頂いております。
是非。
僕はiPhone3Gから使ってるiPhoneユーザーですが
最近のiPhoneはとにかくカメラのクオリティ高い。
たまに一眼使わなくてもイイじゃん。。!!
何てら思っちゃう事もある位。
になみに3枚のうち上から二枚はiPhone。
一番下は一眼です
そこで一眼でも撮ってるしiPhoneでも日常撮ってるからこそ僕なりの使い分け。
一眼レフ
ストロボを使ってパキッと撮ったり被写体の周りの空気感、色味、光をキャッチしながらの描写はやはりiPhoneでは出せません。ただしっかりとシャッタースピード、F値(絞り)、ISO(感度)それぞれを組み合わせその環境や、撮りたい描写によって細かく設定が出来て且つ狙える。。まあ当たり前ですけど。笑
暗かったら明るく撮れるように環境のライティングを考えなきゃいけなきゃだしカメラ側の設定も必要不可欠になってくるしね。慣れないと少し厳しい部分もあり。ただパシャパシャとシャッターを切ってれば良いのが撮れるとは限らない。
そこが一眼の難しい所です。
逆にiPhoneは平均的な設計になってると思いますよ。ボタンを押せば被写体の色味、予測された評価測光、なので「見たまんま」が撮りやすい。
「カンタン」。そんな感じでしょうか。
でもここがポイント。一眼だと細かく拾ってしまう光とかもiPhoneでとると良い感じに飛んでなくてよく映っちゃうから不思議。
一番わかりやすいのが接写。特にmakeとかの色味を見せたい時に一眼で寄ってシャッタースピードも125/1とかにして絞りも2.2とか解放気味に明るく狙っててもアイシャドウの色味が薄く見えたりとなかなか難しい。
でもiPhoneだと明るさえいじれば色味も乗ってたりする。
「作品撮りはスマートフォンじゃ、駄目ですか!?」ってsnsとかで質問いただく事もあるのですが
僕はiPhoneでも大丈夫という答えよりかは
iPhoneでも撮れますと答えてます。
でも細かく狙うのであれば一眼で。。。
今の所ほとんどの方がup先がweb媒体等だろうからiPhoneで撮ってもサイズ的には問題なし。
一眼だと平均的に10mg(メガ)位の
サイズになってしまうから大きく引き伸ばしてポスターにでもしない限りそんな大きいサイズ必要ない。
ヘアstyleのみを見せるのであれば
iPhoneでも良いのかなー。笑
でもスマートフォンのレンズの
性能を考えると個人的主観ですがバストアップですね。
iPhoneって接写、寄って撮るにはある程度のクオリティ出ると思います。
多分レンズの設定もF値が変動はするもの引きに関しては細かく設計されてないんじゃないかと。。。
なのでバストアップなら周りの光量さえ気お使えば意外にも良いモノが撮れるのでは??
そして一番やりがちで、でもやっちゃいけないのが
アプリでの過剰なレタッチ。
iPhoneで撮って写真レタッチのアプリに移動→編集してカメラロールに移動。シンプルにこのプロセスにとどめましょう。中には複数のアプリを経由してカメラロールに。なんて方もよく見かけます。
アプリにもよりますが複数繰り返しカメラロールへと辿り着く頃には画像の劣化や画像数の変化、リサイズによる元データの縮小による画質の変化。結構出ますよ。最終的に色々いじって「アレ、なんか画質が。。。」
なんて経験あると思います。笑
さらにweb媒体にアップする際もweb媒体のアップの企画サイズもあったりするのでそれより大きければ
ギュッと圧縮されてまた更に画質が劣化。
ザラザラ。。
最近では撮る時にもうフィルターかかってる具合を選べるアプリもありますがこれも同様です。
まず最初はデフォルトで撮った方が良さそうです。
見せ方と映し方、何をどんな感じで載せたいかによってiPhoneか一眼かセレクトするのが良いんだと思います。
web媒体に載せる程度ならウン十万もするフルサイズも個人的にはいらないんじゃないかと思っています。
それだけ大きいデータどうせ載せる時圧縮されるんだから。。笑
勿論良いものは良いに変わりないけどhairstyleを見せるという枠だけの利用なら絶対いらないんじゃないかと。。。!?
最近はなんでもかんでも取り敢えず撮る
撮る。撮る。撮る。。。(サロンモデル。。。)
って感じになってるけど証明写真みたいなの撮っても効果は今の現状ほぼ無いに等しい。STYLE写真のインフラが進みつつある今だからこそ撮り方、見せ方をもう一度見直してみても良いかもって思いました。
一眼だから必ず間違いないとか綺麗に撮れるに決まってるみたいな神話は置いといて、色々もう一度見直す時期かもしれないですね。
オズモのknitで作品撮り
こんな感じに撮りましたー
knitが今季のデザインでよく見かける
フリンジがあったりしてフォークロアな感じのテイストだったから
makeはベージュブラウンの囲みアイシャドウで。
リップはマットなブラウンにグロスを。
いい感じの雰囲気が載った。
撮影のためにコスメを探していたら
これは撮影で使ったら絶対可愛い!!と思って
オズモーシスのknitを購入。
こんな事しょっちゅうあるある。
この時期の撮影は何と言っても天気、光。。。。
冬至って僕にとっては最悪。とにかく光が店内迄届かない
3階だと今の時期12〜13時にようやく光が届く感じ
でも太陽の位置が低いから全体には光が廻りきらない。。。
これが5〜7月だったら最高。もう感度だって200〜400あれば
5〜6絞ったって明るく撮れる。
まあこの時期はしっかり撮りたいしぼかしたくないからシャッターも下げても
80位、絞りは髪の毛とかしっかり見せたい事が多いしメイクの色味も映るようにしたいから
3、5〜4は欲しい所。そうなるともう感度しかない。泣
カメラって操作性もあるけども実際の所結構環境にも左右する。
その環境をレフ版をつかったり光を人工的に廻したりして作るの含めて
撮影スキルなんだと思う。
カメラの性能云々よりもその工夫が何より大事だったりする。
だからどんな条件でも工夫して写真を味にしちゃうカメラマンは
やっぱり凄い。神がかってるんだなー。
がんばろ。
このときの作品はこちら
http://anmani-atushi-saitou.xii.jp/?p=5032
インも入れてアウトも際から5ミリ位ブラックで引いてしまうのが
凄く抵抗あります。(勿論引く時もありますが)
目が大きく見えて白い部分が強調されてカリッと見えますが
肌質こだわって特にヌーディーに魅せたい時なんかは写真にしてしまうと
目元だけ目立って映って見えてしまう事もあったりして、、
だから最近は濃いめのブラウンとかを使ってシャドウラインが好きです。
グラデーションでふんわりさせてアイホールからの
グラデーションで立体感が好き。
だからトータルでの色味の足し算引き算、ぼかし、ふんわり、強調のバランスは
すごくよく考え、そして悩むところかもしれない。
色味使いってバランス本当に難しい。そこに衣装の色味、髪の色、
肌の色、、色々な色が入ってくるからメイク中心では的を絞りきれないし
メインで考えてもバランスが崩れてしまう。
だからトータルなんですね。。。。
撮影は全部一人でこなす事が多いからこうやってとことん考え抜いて決めて行く。
だから毎回面白いんだけどハマるかハマらないかは
結局撮ってみないと最後まで解らない事も実際は多い。
単純に難しいですよね。楽しい分。
こだわるしね。。笑
これはこのまえ撮ったものだけど普段はリキッドの
アイラインをしっかり引いているというモデルさん。
でもすっぴんの時一目見て自分の中では
もっとナチュラル寄りでいてちょこっとポイントで、、
みたいな感触があったから自分の思った通りにやってみた。
確かに目元は引いてあげた方がパチっとして
いい感じになる予感はしたけど黒じゃないな、、、
使ったのはボルドーのリキッド(RMKのリクイドアイライナー)
コレを使おう!!引くと固まりいい感じの発色をしてくれる優れもの。
色味が赤に近いからまわりのアイカラーは近い色味で
馴染みの出るベージュやブラウンなどで
馴染ませた。チークも赤を目元に使ったからオレンジと
ベージュの間くらいの色味にした。
リップはベージュ。下瞼には強調色を使ってしまうと
アイラインの色味と馴染んで囲い目みたいな
メイクになっちゃうから薄めのカーキをセレクト。
(写真にすると見えにくいというか解らないですね笑)
トータルでのバランスだなーぁ。。
そういう意味ではプロデュースしてる感が凄くあるけど
外すときは本当に外してしまうという
紙一重の感じでもある。今回の自分なりのテーマは
「大人のアフターデート」って感じでイメージ
落とし込んだんだけどまあまあですね笑。。。
大人の女性が仕事終わりに彼に合う。そんな設定を作って
待ち合わせで会った瞬間にパッと
肌の綺麗さと艶が飛び込んで見えて映る。
そんな感じだったらいいなーっていう設定。
ヘアはなんとなくキメキメじゃなくてどちらかというと
ラフで自然な感じ。巻きすぎてもいない
至ってナチュラル。
待ち合わせでこんな感じで現れたらいいなーなんて
妄想も膨らませながら
やってみたけどこういう毎回のイメージだったり
自分の主観をしっかり持って
作る事がなによりも大事。