美容師ってなんでいつも若干上から
目線の感じなのか?
接客を見ていると感じてしまう節がある。
オラオラまででは無いんだけど
やっぱり。。。
「してやってる」「やってやってる」感が
言葉の節々に乗る。
自分ではなかなか気が付かないんだろうな。
ちょっと得意げに言ったりアクションしている
つもりでもお客様からしたら「偉そうな感じ」
美容師は偉くもなんとも無い。
病院とかと同じ感覚。
自分だったら「なんだこの上からの偉そうな医者は」
そんなふうに思ってしまう。
長年染みついた接客スタイルってなかなか抜けないし取れない。
そうやって美容師像が形成される。
やっぱり何事にも謙虚がイイ。
美容師は接客をする立場になった時に
見ていると性格がわかる。

慣れが一番怖い。何年も通って頂いている
お客様が多いので特に気を使う事が多い。
常連のお客様っていつになってもお得意様
とかじゃ無くって「一寸先は闇、崖」
みたいな感覚。
オーダーに対しての大きなミスっていうのは
殆ど無いけれど、付き合いが長いと
当然「似合うように」とか
大甘な感覚オーダーが多い。
それに対して毎回ほんのちょこっとだけ前回と
変化をつけて仕上げる事が多い。
「全く一緒で」と言われてもどの部分が
良かったのかしっかり聞いて把握した上で
ほんの少しだけ良くなるように、
「今回のはもっと良いかも!」って
思ってもらえるように考える。
そんなやりとりがもしかしたら
一番楽しい瞬間かもしれない。
料理で例えるならレシピは変えないけど
味付けに少しだけ変化を付ける。。
毎回そんなやりとりを必死にやっていたら
年6回来て頂けているお客様が気がつくともう10年。。
でも全然安泰でもなんでもない。
一回一回の真剣勝負ですね。