乾かしただけでwaxを付けて
スタイリングが完成するような
ヘアスタイルが個人的に好きです。
「髪の毛に動きが欲しい」という
オーダーは結構いただくのですが
まずは髪の毛に重なりを作る事を
考えてお話しを聞いています。
動き=パーマって流れになりやすいですが
パーマの前にカットじゃ無いかと
思う派です。
髪の毛に重なりを作ってあげて髪の毛の
重なりがズレる事によってそれだけでも
ズレの動きが生まれます。
パーマは髪の毛自体のカタチを曲げたり
ねじりを作ったり髪の毛自体の
形の変化になります。
ただ髪の毛の重なりが無いと実際は
動きとしては重い感じになってしまします。
真っ直ぐな木を重ねても厚みしか出ません。
だから動き=「パーマかけたらどうですか?」
の前にカットでの重なりの幅のコントロール
が重要ですね。
逆にもっと大事なのはお客様自体が
動きに関してどれくらいの感覚を
持ち合わせているかどうかの部分。
20もしかしたら毛先がて適当にハネる程度の
動きかもしれないし動きっていっても
人によって色々な捉え方があるので。
パーマをしたいのか
髪の毛に動きを出したいのか
そのあたりって色々な
思惑が交錯するので安易に
動き=パーマしましょって
なる前にもう一度どういう
理想や仕上がりのヴィジョンなのか
聞くようにしています。
パーマをかけるにしても
動きを髪の毛に付与するにしても
最終的にはやっぱりカットが全て。
お客様の想いを最終的なカタチへ。