今の時の人でもある藤井四段。将棋は今まで一度も打った事ないしもちろんルールも詳しく知らない。
対局すると数十時間に及ぶ事もあるなんてね。そして持ち時間も何時間も!!!たった一手打つのに何パターンもの読みと心理戦。
相手がどういうふうに考えているか!?そして先読みしつつ裏も読まないといけない。まさに人生そのもの。
仕事も同じくだ。
お客様が何を求めていてサインを出しているか、どうして欲しいのか?先読みの一手や行動思いがけが大事。
お客様全員が希望のイメージを100パーセント伝える事が出来るかといえば絶対あり得ないし、だからこそこっちが先回りをしなくてはならない。
今は来て頂いたお客様に対してだけどアシスタントの時はメインの仕事が先輩のヘルプだったので常に【次の一手】先廻り読みが必須だった。
観察しながら何が今必要でどんな動き方がスムーズなのか、今必要なヘルプは何なのか!!最近は【言われた事しかやれないでななくてやらない動かない!予測できない人】が増えている気がする。
ぜーんぶ動きかたや方向性を導いてあげないとダメみたい。
本当に細かく小さな部分まで手取り足取りしないと動けない。そして動こうとしない人もいる。。。
仕事は次の一手を予測する所から始まります。 |
次の一手
マハラジャ大明神という
共に
ぴったりのオイル
【N.】(エヌドット)というスタイリング剤です。
こんなの待ってました。そのまま使ってももちろん○
waxと混ぜて使ってます。質感は柔らかくってサラサラ。
手のひらに出したら毛先に握って束間が出ます。濡れたような質感が個人的にはすごくど真ん中です。
手に残ったオイルは洗い流さなくてもハンドクリームになったり保湿効果もあるみたい。 ストックにもう一本欲しい。 |
魅せたいものを作って撮る
後輩に撮影教えて下さい。なんて言われて火曜日見に行きました。
「まず撮ってみて。。。」そこからだね。なんて感じで始まっていざ撮ってみるとこれが意外と難しい。
頭で描いていても思い通りの描写では撮れないのが最初は普通。
だから色々試しながらシャッターを押すしかない。
あとは構図や背景やバランス感覚の問題もある。
「なんかこんな感じになっちゃうんですけど。。。」
「うん!ここはこうでこうだからね。」
カメラって美容師さんも最近は扱わなきゃいけないような時代になったけどただ撮ればいいって感覚でシャッターを押し続けていても絶対上手くならない。
一枚の構図に何を映すのか?納めるのか??
【髪の毛だけのクオリティーなのか!?メイク衣装トータルでの表現なのか!?】
とにかくこだわりがないと撮っても何も感じなくなってしまってそのうちパターン化してしまって【撮る事】よりも【押す(シャッター)事】になってしまう。
なんでもこだわりがないと上手くならないし面白くもないって事です。
撮らなきゃいけないからではなくてどういうモデルさんを呼んでどんな衣装でどんなメイクで。。。最初のうちから完璧ではなくてもなんとなくそういう感覚でやっていればそのうち必ず納得いくものができる。
自分自身も最初バストアップの髪の毛メインの写真だったけどそのうち雑誌みたく撮れればなと思い試行錯誤の連続で今がある。
何のために!!って言うならば集客のためでもあるし自分自身のブランディングの為でもある。
やっぱりね。。どんなサロンなんだろって検索された時に写真というかビジュアルの説得力ってかなり大きい。
新規指名を頂く事もあるけど自分が撮ったスタイルを提示される事も結構多いんです。ちゃんとリンクしているんです。
撮影は女性像を作って撮ってそれがイメージに繋がるから見た人も「いいな」ってリンクすれば興味持ってもらえるしお店に来て頂くチャンスになる。
プロデュースする感覚やどうしてあげたら喜んでもらえるかっていう部分もサロンワークとリンクする。
【女性のなりたい!!してみたい!!】にかすめないと喜んでもらえない訳であって撮影で一から作る事はその部分のトレーニングにもなっている。
2年前から始めたメイクスクールやセミナーも本当に為になっている。これからのサロンや美容師さんは撮影する人少なくなっていくかもしれないけどそこはそこ!
続けていて感性は磨かれるしメイクだってトータルで出来た美容師の方がこれからは需要があると思ってる。
今は【こなして】お金に変換したがる美容師が多いけど最終的には作り出したものに対して重要があるような美容師でありたい。
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予約のありがたみ。。。
サロンの数も美容師の数も沢山だしこんな時代だからこそ選んでいただける(指名していただける)ありがたさを今一度しっかり受け止め解釈する時期だと感じています。
1日に何人も担当させて頂いているとその日の流れでザザッと過ぎ去ってしまう位忙しい時もあります。
でも一人一人の指名してくれたお客様にとっては予約した時間の枠はその日のメーンイベント位ワクワクかもしれないし新規指名で来て頂いた方にとっては藁をもすがる思いで来て頂いたかもしれない。
お客様一人一人には必ず想いがあって指名してくれていると思います。美容師にとっては働いていれば当たり前の事かもしれないけどこれってすごい事でもあるしもっと大事に受け止める事が大事だと思う。
僕にとっては新規指名の方も何年も担当して頂けてる指名の方もやりがいを感じています。
こんなエピソードも!!
今年に入って一月の終わり頃生まれて初めてインフルエンザにかかってしまった。その時やむなく4日休みました。新規指名のご予約も頂いていたのですが申し訳なく電話で事情を伝えキャンセルに。
本当に心苦しかった。数日前からご予約頂いてたので本当に残念。
自分の自己管理の不甲斐なさに腹が立ったほど。でも最近その時のお客様が再び予約して来て頂いた。
施術の途中で「実は以前予約していたんです。でもインフルエンザにかかられたみたいで。。。。」
嬉しいですねこういうの。。
その時は他のサロンでしょうがないからカットしたみたいだけど次の機会にこうして来てくれた。ありがたいですね。
こういう一人一人の指名のお客さのおかげで毎日楽しく働けている事を実感します。
自分にやってほしいから指名して頂いてる事をもう一度しっかり受け止めながら最初のシャンプーから出来れば全部やるつもりでこれからもしっかり受け答えて行こうと思う。
ディスカウントが過剰なお店が増えサロンの利用価値や感覚に変化のある時代だからこそ、もう一度見直す。
【髪の毛の病院に来ている】【綺麗や素敵を与えてくれる美容師さん】
そんな感覚を抱いてくれるように必死に対応したい。
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