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2017-04-28

初心のういういしさ

 

 

これは見ての通りシャンプー台です。。シャンプー台にはサイドとバックシャンプーがあります。

 

 

因みに美容師さんが頭の真後ろに廻って洗うシャンプー台はバックシャンプー。今のサロンはこのタイプが多いと思います。

 

 

まだ自分がアシスタント1〜2年目頃今から17年位前サロンは殆どサイドシャンプーでした。

 

 

サイドシャンプーは寝かせたお客様に覆い被さるようにして洗うタイプでシャンプーの時ガーゼを顔にかけます。

 

 

毎日のように先輩の頭を借りて練習していた記憶が鮮明に残っています。シャンプーって本当に難しいんです。

 

 

手の動き、リズム。指を抜きながら引っかからないように。。。

 

 

そして覆い被さるようにして洗うから腰が、、、、想像通りな感じです。

 

 

そこで頭の真後ろに立ち両手でしっかり頭を支えながらマッサージする様な感じで洗うというバックシャンプーが出て来たという訳。。

 

 

僕がアシスタントになって3年後位かな〜。。で、今お店には一応両方あるので施術の内容やお客様の要望、襟足の長さによって変えています。

 

 

確かにサイドシャンプーの方が襟足はキレイにスッキリ流せるのだ。

 

 

先日カラーリングのお客様を襟足が長かったのでサイドシャンプーで対応した。

 

 

最後にマッサージも加えて終えると、「気持よかった」と一言。

 

 

この頂いた一言は単純に凄く嬉しかった。原点に返った感じがした。

 

 

17年前にアシスタントの先輩にシャンプー練習で言われた「いい感じ!」の一言から自分の美容歴は始まったのだ。

 

 

懐かしい感じに苛まれた。

 

 

この一言があったから必死に工夫して努力も出来た。

 

 

何もかも解らない自分でも努力すれば上手くなる。。そう思うと妙に楽しくなった。。。。

 

 

と同時に急にサイドシャンプーが懐かしく思えた。確かに比率としてはバックの方が多い。

 

 

昔の感覚が急に蘇って来た。努力して必死に覚えた最初の技術。シャンプー。

 

 

チェックに合格したときは本当に嬉しかったな。

 

 

それがお客様の「気持ちよかった」の一言と重なった。

 

 

これぞ技術職。

 

 

思い返せば今の仕事の楽しさや楽しみ方もここから。やっぱり初心忘るべからずですね!

 

 

たまにやった久しぶりのサイドシャンプー。だからこそ習った当時の必死さが指先からお客様に伝わったのだ。

 

 

根本的な何か原点みたいなものを偶然教わった感じだ。

 

 

絶対こんな気持ちは忘れてはならない。

 


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