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2019-07-06

美容師にとっての本当の財産はなんでしょう。

今日の出来事〜。

 

 

 

 

 

もうかれこれ14、5年程のお付き合いになる

お客様がカットとパーマで来店。

 

自分が丁度アシスタントからスタイリストになって

3人目位についた男性のお客様。

 

あの時は確か飛び込みのフリーの新規の

お客様だったのをまだ覚えている。

 

あれからもうこんなに長い年数を切らせていただいてる。

お互い年もとった笑。

 

知り合って今に至るまでお店も3店舗変わっている。

 

それでも連絡をくれたりネットで

見つけてくれたりして本当に有難い。

そんな話をしながら今日もカットした。

 

実は僕もお店を移っているけどお客様も

仕事が変わったりして今はなんと

宇都宮から来ていただいている!!

 

ある時「ちょっと仕事の都合で今度宇都宮なんですよ。

って打ち明けられた時、

その日が最後のカットになるなと思って

えー、、遠くなっちゃうからちょっと今回の移動だと

もう来れなさそうですね

なんて内心寂しかったけど話した。

 

でも「大丈夫ですよ!1時間半はかからない

くらいで意外と出て来れるんですよっ!

 

そんな返事がすぐ返ってきた。

 

仕事をしていると結婚や転勤、移動など、

様々な理由で現実的に来る事が難しくなってしまい

今までありがとうございました

の挨拶をする事も少なくはない。

 

だから今回も最初はそんな感覚だった。

こればっかりはしょうがない。

 

宇都宮に移ってもう2年くらいになるのだろうか??

2〜3ヶ月に一度のカットとパーマ。

 

今日は作りながら思いに耽ってしまった。

 

美容師をやる上で売上だの指名数だの色々と

数字になって返ってくるものに対して

必死になったり熱くなったり自分の時間を使ったりするのは

必死にやるべきだしやったぶんだけ返って来ると思う。

 

その変化や結果にちょっとずつ面白みや

自信をつけて大きくなるものだ。

これは美容師に限らず。

 

結果がついて来た時ほど嬉しい事はない。

 

でもお客様をこうして長きに渡って

関わり続ける事自体が自分のキャリアにとっては財産だ。

 

この仕事は結局結果「人対人」で成り立っている部分が大きい。

 

人ありきだ。

 

自分の手の中には、背景にはこうして人対人の仕事をして

自分の事を頼っていただいているお客様が居るって事が

何より最高で幸せなんだと思う。

 

年に数回しか合わないからこそ一回の来店の一発勝負の積み重ね。

 

帰る時の鏡の中、次の日の鏡の中、

やっぱり髪の毛をやってもらうのはあの人しかいない

そう思わせ続ける為に。


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