お金を頂くならもっと考えよう其の2
もっとafterを考えよう。
なんでもかんでもやれば良いってもんじゃない。
終わりよければokではない。
そんな感じで個人的には思っています。サロンの価格も下がり低価格サロンが増えた。カットカラーで¥5000を切る所も結構ある。安いからいいとか高いから特別とかその辺の賛否両論的な所は省略します。
安かろうが高かろうがその日、その瞬間担当した目の前のお客様に対してどんな事をしてあげれば一番ベストなのかを考えるのが本当の意味での仕事です。
新規指名で来て頂いたお客様の髪の毛を見て履歴を 聞いて結構無茶な感じだとなんでこうなってしまったのか?? まずは何故?どうして?と、さかのぼる事から始めます。
原因は一体。。。。。
判断ミスなのか? 過度の薬液によるダメージなのか? 前回担当者の想い違いなのか? お客様と意思の疎通が出来てなかった為のズレなのか。。 etc,,,,
はたしてなんなのか???
パーマの時はこんなケースもありました。
その時居合わせた訳じゃないしコンディションも 違うから細部に渡ってはプロファイリングしきれない。
本気でカットにこだわって薬剤知識使ってお客様に向かうんだけどオーダーに答えるのと期待に答えるのは似ているようで絶妙に違う。
カウンセリングで「そう言われたから」 希望のメニューはこうだったから」。。。 でも、だから結果こうなりました。 いや、言われた通りやりました!! いかがですか。。。
確かに仕上げで美容師が後ろからスタイリングし、必要ならブローを施し、最後フィニッシュ。必要なら更にコテ巻き。 ドアを出る時にはキレイ。。 オーダー通り。そしてキレイは当りまえ。当然。
でも次の日毛先はガサガサ。 そして再現は難しい。 様子を見るつもりで数日色々トライしてみるもののやっぱり無理。そして救いを求めて他店へ。
美容室あるあるの域かもしれませんが何が言いたいかというとやっぱりちゃんと期待に答えようと。。。afterを含めて。
どんなに優れたカットであってもどんなにスペシャルな最高峰の薬剤を使ったとしても。。。。オーダーには答えられるけどその先の期待値に達する事が不可能な時は状況的にあります。
だからこそちゃんと進言するのも時には必要だと思っています。
お客様は期待にお金を払っているハズです。 その時限りで良ければシャンプーブローして コテでスタイリングのほうがよっぽどマシ。
キレイにして行く、、なる為のお手伝いという概念がもっとあってもいいと思うし根本はそこなんだと思う。
単純に「出来ません!!」って言うのは難しい事だし なんとかしてあげようって思うのが普通であり自然。 だけどafterを考え先回りして説明を含めて 納得してもらう事も大事。
髪は傷みすぎたらもう切るしか無いからね。
一人一人に対して真剣に向き合おうって部分が大事。 お金じゃない。。料金じゃない。。
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