toggle
2016-04-30

接客は深いよ。プロファイラーであれ(教育シリーズ其の1)

th_yk3367pp

 

 

接客は対人ではなくて空気感の共有でもあると思っています。

共有の中身に適正な言葉使いTPOに合わせた雰囲気作りが含まれています。

する側はそこをバランスよく組み合わせないと

成立しないと思っています。

 

 

一方通行になっている事に気がつかず「話しが盛り上がったからOK」

「話しを聞いていたからOK」なんて思っている内は

恐らく相手がそこ迄降りて来て結果話しを聞かされていて

合わせてくれている事が多いから逆に気を使わせちゃってる。。

なんて。。まさに「あるある」です。

 

 

【中身を伴わせよう!!受け売りや表面だけの理解での発言、

共感はとにかく薄っぺらい。正直かっこ悪いよ。】

 

 

よかれと思っているのは本人だけ。可愛そーだけどねぇ〜笑。。

気付かない内は言ってもしょうがないけどね。

スタイリストになっても生きてきた環境によっては

こんな自分よがりの接客する人も結構いる。

 

 

以前通って来てくれている年配のお客様に対して

接客したアシスタントにそんな感じで伝えた記憶があります。

アシスタントの内にそこはしっかり言い伝えたい部分でもある。

 

 

そして先輩と飲みに行きなさい!!

年上となるべく話しを聞くだけでも、

その場に居るだけでもいいから交わった方がいいと。。

そうしているうちに自然と年上との距離感を測れるようになるからと。。

 

 

【お客様との適正な距離感】接客を受ける側にとって

最高のおもてなしやホスピタリティを感じる部分は

丁寧な言い回しや敬語、そのお客様に見合ったトーク内容でもありません。

 

 

【トーク内容】、【敬語】、、勿論接客の一つであるけれど

『それはそれ』。。程度です。

 

 

温度差と、見合ったテンションと、掛け合い、

色んな物を含めた対人距離感が大事です。

 

 

自分という存在がお客様にのしかかる位までに

なってしまうとかえってお客様は不快まではいかなくとも

気を使わせてしまいます。これだともうマイナススタート。

 

 

自分の存在を押し出して知って貰う為に

「僕はこうだから興味持って持って!!」の接客だとダメ。

 

 

対人における接客、特に美容室なんかは

「この人なんか興味ある。色々聞き出したくなる」

「普段はどんな性格なんだろう」。。興味を持ってもらう様な感覚にしなきゃダメ。

 

 

お客様に興味持ってもらうための行動としての

接客はイイコトだけどいつの間にか自分よがりで

周りや空気感が読めていない。。そうなってる事が多い。

 

パーフェクトには解らないけど

笑ってくれて話し合わせてくれたのは気を使ってくれたんですよ。

お店出たらなんとも思っていないよ笑

 

 

「僕はこうだから興味持って持って!!〜〜」の方に良く見られる傾向です。

サロンだったらもう次はめんどくさいから来てくれない可能性が高い。

 

 

いくらスタイルが良くても結構そんな部分が命取りになる。

トータルで技術とおもてなしで合格点出すとしたら

どっちかで高得点でトータル良ければそれが特徴になり、売りにもなるから全然有り。

 

 

スタイルで得点稼いだとしてもおもてなしで

マイナスまでいってたら結果普通か、普通以下、、

だったらこんだけサロンあるし他行かれちゃいますね。

 

 

 

接客はプレゼンでもある!!

 

 

 

プレゼンはただ自分の知ってる、

もしくは最近知った、聞いた浅い受け売り、俺なんでも知ってます。

今これ興味あります。。知ってます??」

みたいなのを単純に投げるのがプレゼンではない。

知ったかぶりはバレます。気付かれてます。笑

 

 

もしちゃんと伝えたかったらそれなりに勉強して人から聞いたり

耳にした程度の情報を投げかけるんじゃなくて話しに絡ませて

内容に興味をもってもらうトーキングを組み立て勉強しなくてな意味ない。

 

 

先ほどにも書いた興味を持ってくれる貰える話し方をしなくてはダメという事。

全員が全員最初から興味を持って聞いてくれると

思って話しているのがまず間違い。

 

 

そこで話し乗ってくれたから。。なんて感じてるのはもう問題外。

 

 

最初から興味なんて持っていないと思ってプレゼンして

興味を持ってもらって聞き返されるくらいまでいくなら

話しは別だしそこは接客スキルだから聞いてる側も

近くに居る人も「なるほど」ってなる。この感覚難しいんですよね。

 

 

女性は別枠。精神年齢高いからアシスタントでもすんなり出来ちゃう事が多い。

スッとそこしか無い隙間に入り込むのが上手い!!

 

 

話しもアシスタントの時なら自然に利き手に廻り

年の離れたお客様からも興味もたれちゃったりしてね。

スタイリストになればトークは女性のほうが勿論上手い。

 

 

勉強にもある事が多い。耳寄りな情報など女性はアンテナが広い。

 

 

自分の好きなカテゴリーとカルチャーだけで

生きがちな男性はそこは見習いたい。

 

 

その辺りも仕事では武器になる。【女子力】とでもいうのだろう!!

欲しい技術の一つだ。

 

 

今迄生きて来た糧がそのまま出ちゃうのが接客スキルや距離感。

どんな時でも対人したらどういう人なのかを観察して

しゃべり方、雰囲気、リアクションの感じ、スピード感。

そういう部分を観察するようにしてトレーニングしています。

 

 

まず相手の気持ち、感覚になり身を寄せる事、

自分に興味を持ってもらえるような謙虚な感覚でいる事、

相手との距離感を計らずに自己中心型感覚のしゃべる、

一方通行型の接客になっていないかどうか。。

そこを気にする事が大事ですね。

毎日人を観て話しを聞いて勉強です。

改めて接客も勉強しています。奥が深いですよ。接客って。。

相手の事を考えながら行う自分をプレゼンテーションするという事が本質ですから。。。

 

 

今日も出勤前いつものカフェに居る時に聞こえてくる

話し方や口調などからおよその性格や

【こんな人であろうという憶測の人物像】が自分の頭の中で

分類されているタイプに振り分けられる。

 

 

気になる。。チラッと見る。→イメージが固まる。

もう完全にプロファイリングの感覚だけど

こんなのを繰り返していると自然とそんな形になってくる。

まさにプロファイラーの領域である笑
photo-collection-rogo

予約バナー

 

follow me

th_写真 2015-07-17 16 01 16

 


関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)